【カップル必見】同棲におすすめの間取りとは?選び方のポイントも解説!

同棲生活をしているカップル

カップルの同棲生活を長続きさせるためには、間取り選びが重要といわれています。どれだけ仲の良い二人でも、お互いの生活スタイルに合わない間取りの賃貸物件ではケンカなどのトラブルが起きかねません。

今回は、同棲向きの間取りや選び方のポイントを解説します。これから同棲を始める予定のカップルや、同棲用の物件を探している人はぜひ参考にしてください。

【結論】同棲カップルにおすすめの間取り4選

同棲生活には、以下に挙げる間取りが向いています。

間取り特徴
2LDK十分なスペースがあり、将来家族が増えても安心
1LDK一緒にいる時間が増える
2K家賃が抑えられる
2DK柔軟な部屋の使い方が可能

いずれにしても、二人分のスペースが十分に取れる間取りが該当します。それぞれの内容について、以下で詳しく解説していきます。

同棲カップルにおすすめの間取り①:2LDK

同棲生活に向いている間取りのひとつが、2つの部屋とリビング・ダイニング・キッチンがある2LDKの賃貸物件です。

同棲カップルからの注目度が高い「吉祥寺駅」と、周辺物件の家賃がリーズナブルな「小岩駅」の2LDKの平均家賃は以下のとおりです。

家賃相場
吉祥寺駅12.90万円
小岩駅10.70万円

CHINTAIネット2022年3月23日現在

まずは2LDKの間取りの特徴から見ていきましょう。

2LDKの間取りを契約するメリット

2LDKの賃貸物件の大きなメリットは、十分なスペースがあることです。

それぞれの部屋を持てるため、同じ家の中でも自分の空間でくつろぐことができます。同棲が初めての人や一人の時間がほしい人でも、ストレスのない同棲生活を叶えられることが大きな魅力です。

また、二人以上でも生活しやすい点もポイントです。結婚後に家族が増えても住み続けることができるので、頻繁に引越しをする必要がありません。

さらに2LDKの部屋は、比較的新築や築浅の物件が見つかりやすい傾向にあります。オートロックや浴室乾燥機など、室内設備が充実しているため快適な生活を送ることが可能です。

2LDKの間取りを契約するデメリット・注意点

2LDKのデメリットは家賃の高さです。広くて築浅なぶん、他の間取りの賃貸物件に比べると家賃相場が高くなります。
上記の通りリーズナブルなエリアでも平均家賃が10万円を超えるため、一人当たり5万円以上の負担がかかります。

また部屋が広いため、掃除の時間がかかるのもデメリットです。平日はお互いが外に働きに出ているなど、普段家を空けることが多いという人は、2LDKを選ぶ必要がないかもしれません。

2LDKの間取りがおすすめの同棲カップル

上記のメリット・デメリットを踏まえると、2LDKの間取りがおすすめなのは次のような同棲カップルです。

<2LDKがおすすめのカップル>
・お互いが家の中で仕事をする
・プライベート空間が必要
・家具や家電、荷物をたくさん持っている

2つの居室をお互いの個室にすることでそれぞれのプライベート空間が確保できるため、好きなときに一人の時間を過ごせます。
また、お互いの部屋として使用できるほか収納スペースにもできるため、荷物が多い人も不安なく暮らせます。

同棲カップルにおすすめの間取り②:1LDK

1LDKの間取りは、リビング・ダイニング・キッチンとは別にもうひとつ部屋があります。リビングを生活スペースに、一部屋を寝室にするカップルが多く、二人の時間を増やすことが可能です。

同棲カップルからの注目度が高い「吉祥寺駅」と、リーズナブルな傾向にある「小岩駅」の1LDKの平均家賃は以下のとおりです。

家賃相場
吉祥寺駅11.30万円
小岩駅9.10万円

CHINTAIネット2022年3月23日現在

2LDKの賃貸物件と比べると、部屋の数が減ることで1.5万円ほど安くなります。ここからは、1LDKの賃貸物件の特徴について解説していきます。

1LDKの間取りを契約するメリット

1LDKの賃貸物件は、生活スペースと就寝スペースが共有になることが多いため、二人の時間が増えることが大きなメリットです。日々の会話も自然と増えるため、ケンカしても仲直りしやすくなります。

また、1LDKの間取りはリビング・ダイニング・キッチンスペースが8畳以上あるため、来客にも十分に対応できます。寝室部分を隠すことで、来客にプライベートスペースを見られる心配もありません。

さらに、1LDKの賃貸物件は2LDKと同様、1990年以降に建てられた築浅物件が多い傾向にあるため、充実した設備の中での暮らしが叶いやすいでしょう。

1LDKの間取りを契約するデメリット・注意点

1LDKの間取りで同棲するデメリットのひとつが、お互いのプライベートスペースを作りにくいことです。リビングや寝室で一人になることはできますが、自分専用のスペースではないため、お互いが離れてくつろぐことは難しいです。

また、寝室が同じケースがほとんどのため、生活スタイルが異なる二人はストレスが溜まるかもしれません。たとえば、彼氏が日中、彼女が夜間働いている場合は寝る時間が異なります。同じ部屋で寝ると、お互いの生活音で十分な睡眠が取りにくい可能性も考えられます。

1LDKは主に一人暮らしをイメージしてデザインされていることが多いため、同棲生活では収納スペースが少なくなりやすいこともデメリットです。お互いの荷物が入りきらない場合もあるので、必要に応じてトランクルームを用意するなど、その都度対応が求められます。

1LDKの間取りがおすすめの同棲カップル

上記のメリット・デメリットを踏まえると、1LDKの間取りがおすすめなのは次のような同棲カップルです。

<1LDKがおすすめのカップル>
・一緒にいる時間を増やしたい
・生活スタイルが似ている

生活スタイルが似ている二人なら、部屋数が少ない1LDKでもストレスが溜まる心配も少ないです。家にいる間は同じ空間に居られる時間が多いため、濃い同棲生活を過ごすことができます。

同棲カップルにおすすめの間取り③:2K

2Kの間取りの特徴として、2つの居室スペースとキッチンが仕切られていることが挙げられます。片方の居室をリビングやダイニングとして使用し、もう片方の居室を寝室として活用するのが一般的です。

同棲カップルからの注目度が高い「吉祥寺駅」とリーズナブルな傾向にある「小岩駅」にある2Kの平均家賃は以下のとおりです。

家賃相場
吉祥寺駅8.50万円
小岩駅7.50万円

CHINTAIネット2022年3月23日現在

2Kの賃貸物件は比較的少なく、上記は2K・2DKの家賃相場です。ここでは2Kの賃貸物件の特徴を見ていきましょう。

2Kの間取りを契約するメリット

2Kの賃貸物件は築年数が古い傾向にあるため、他の間取りと比べると家賃相場が低めなことが大きなメリットです。なかにはリノベーションされて設備が新しくなっている物件もあるので、掘り出し物件が見つかる可能性もあります。

また、キッチンと居住スペースがわかれているため、キッチンのにおいが他の部屋に充満しないのもメリットのひとつです。仕切りを使うことで、それぞれの部屋をプライベート空間にすることもできます。

2Kの間取りを契約するデメリット・注意点

2Kの賃貸物件は、築年数が少々古い傾向にあります。部屋の中がリノベーションされて新しくなっていても、建物全体の耐久性が低いほか、防犯設備の面で不安を覚えることもめずらしくありません。

また、1LDKよりスペースが小さいぶん、収納スペースも少ないおそれがあります。

築年数が古い物件の場合、収納スペースがクローゼットではなく押入れの可能性もあるため、2Kの物件を検討する際は収納スペースの大きさや造りをしっかりと確認しましょう。

2Kの間取りがおすすめの同棲カップル

上記のメリット・デメリットを踏まえると、2Kの間取りがおすすめなのは次のような同棲カップルです。

<2Kがおすすめのカップル>
・生活費を抑えたい
・築年数が気にならない
・荷物が多すぎない

同棲生活の費用を抑え、将来の結婚資金を貯めたいという同棲カップルには2Kの賃貸物件がおすすめと言えます。また、個室を2つ作ることも可能なので、一人の時間が必要な場合に使い勝手が良いことも魅力です。

同棲カップルにおすすめの間取り④:2DK

2DKは、ダイニングキッチンに2つの居室スペースがある部屋のことです。キッチンのスペースは、おおよそ6~10畳以下になることがほとんどです

前項に引き続き、同棲カップルからの注目度が高い「吉祥寺駅」とリーズナブルな傾向にある「小岩駅」の2DKの平均家賃を見てみましょう。

家賃相場
吉祥寺駅8.50万円
小岩駅7.50万円

CHINTAIネット2022年3月23日現在

1LDKの賃貸物件と比べると、2万円ほど家賃が低くなります。なお、上記の平均家賃には2Kの賃貸物件も含まれます。

2DKの間取りには以下のような特徴があるので、それぞれチェックしていきましょう。

2DKの間取りを契約するメリット

2DKは、1LDKや2LDKなどのリビング付きの賃貸物件と比べると、比較的家賃が安い傾向にあります。

また、2つの居室が仕切れる構造のため、どちらかをリビングや寝室にすることも可能です。ダイニングスペースをコンパクトな生活空間とし、2つの居室をお互いの部屋とすればプライベートな空間も確保できるほか、仕事や趣味など一人の時間が必要な場合にも対応できます。

仮にお互いの部屋が不要であれば、仕切らずリビングスペースとすることで、広々とした空間でくつろぐことも可能です。このように、2DKは部屋の使い方の柔軟性が高いことが大きなメリットといえます。

2DKの間取りを契約するデメリット・注意点

2DKの賃貸物件の家賃が比較的安い理由は、築年数の古い賃貸物件が多い傾向にあることによります。近年はリビング付きの物件が主流となっており、新築や築浅物件では、2DKの物件を見かけることはほとんどありません。

また、2つの居室をお互いの部屋とする場合、一緒にくつろげるスペースが狭いのもデメリットかもしれません。
2DKのダイニングの広さは6畳と定められているため、ダイニングテーブルを置くだけでいっぱいになってしまいます。そうなると、くつろぐ場所がお互いの部屋となり一緒に過ごす時間が少なくなってしまう可能性もあります。

2DKの賃貸物件を検討する際は、事前に同棲生活をイメージしつつ使い方を話し合うことがおすすめです。

2DKの間取りがおすすめの同棲カップル

上記のメリット・デメリットを踏まえると、2DKの間取りがおすすめなのは次のような同棲カップルです。

<2DKがおすすめのカップル>
・生活費を抑えたい
・プライベート空間がほしい
・築年数が気にならない

家賃を抑えて暮らすことができる2DKの賃貸物件ですが、お部屋の使い方を自分たちで調整できるため、お互いの個人スペースがほしい人と不要な人のどちらにもマッチします。

同棲カップルにおすすめの間取りを選ぶポイント

ここまで同棲カップルにおすすめの間取りを4つ紹介してきましたが、どの賃貸物件が自分たちに合うのか判断が難しいという人もいるかもしれません。そのような場合には、以下の5つのポイントを参考にしてみてください。

選ぶポイント①:部屋の大きさ

お互いの個室が不要な人は、部屋の数だけにとらわれず、部屋の大きさに目を向けるのがポイントです。一般的に、二人暮らしの生活を不便なく送るには30平米以上の広さが必要といわれています。

30平米ほどの賃貸物件は、1LDKや2K・2DKの間取りに多いため、家具や家電、荷物が多い場合には収納スペースにも意識を向けましょう。

選ぶポイント②:部屋数

仕事・趣味のための部屋やお互いの就寝スペースを確保したい同棲カップルは、部屋数を重視して賃貸物件を選びましょう。お互いの個室が必要なら、2DKか2LDK以上の賃貸物件がおすすめです。

部屋に広さがあれば、同じ空間でも個人のスペースを確保することは可能です。たとえばリビングルームが広い1LDKの場合、リビングルームに2つの机を置いてお互い仕事をすることもできます。

お互いの生活スタイルと部屋の目的を把握したうえで、どのような間取りの賃貸物件が必要かを決めましょう。

選ぶポイント③:日当たりの良さ

同棲カップルが賃貸物件を選ぶ場合、部屋の日当たりのよさを確かめることも重要です。たとえば1LDKの賃貸物件の場合、寝室よりもリビングに日当たりがほしいものですよね。寝室部分にしか日が入らない賃貸物件を選んでしまうと、日中でも電気を点けて生活しなければいけません。

賃貸物件全体の日当たりももちろん大事ですが、部屋ごとの日当たりを確かめることによって暮らしやすさが大きく変わっていきます。

選ぶポイント④:水回りの位置

とくに築年数が古い賃貸物件では、トイレとお風呂が一緒になったユニットバスが多いです。一人暮らしでは問題のないユニットバスも、同棲生活となるとトイレやお風呂を自分のタイミングで使いにくくなります。

また、リビングがない間取りの賃貸物件は、独立洗面台がなくキッチンスペースと一緒になっている場合もあります。どちらかが料理や支度をしているともう一方が使いにくいため、お風呂やトイレは独立しているところを選ぶのがおすすめです。

選ぶポイント⑤:お互いの生活スタイルへの干渉具合

同棲する前に、お互いの生活スタイルを話し合っておく必要があります。一人の時間を大切にしている人と、ずっと一緒にいたい人が同棲する場合は、部屋選びの基準が大きく異なります。

お互いに自分の部屋を持ちたいと考えている同棲カップルでも、その部屋への立ち入りや掃除など、気になるラインが異なるかもしれません。どんな生活がしたいかやどんなルールを作るか事前に話し合ってお部屋選びをすることで、お互いのプライベートを確保しながらの同棲が叶います。

同棲カップルにおすすめの間取りを押さえて、充実した生活を送ろう!

同棲カップルにおすすめの間取りは、2LDK・1LDK・2K・2DKの4タイプです。それぞれの間取りによってメリットやデメリットなどが異なるため、自分たちの生活スタイルに合わせた間取りを選ぶことが重要となります。

そのためには、同棲する前にお互いの生活スタイルを把握しておく必要があります。お互いにフィットする間取りの賃貸物件を選び、充実した暮らしを送りましょう。

ふどサーチ編集部