【引越しのスケジュールまとめ】荷造りや手続きの手順をわかりやすく解説します

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荷造りや掃除など、引越しの前にはやらなくてはいけないことがたくさんあります。慣れていればスムーズに進められるものの、初めて引越しをする方の場合、手順がわからず困ってしまうことも少なくありません。

今回は、「引越しの手順がわからない」「必要なものが知りたい」といった人に向けて、荷造りや手続きの手順について解説していきます。引越しのスケジュールを把握して、スムーズに新居へ移るための準備をしましょう。

目次

引越しスケジュールは1ヶ月前程度から計画しよう

引越しのスケジュールは1ヶ月前程度から計画して、トラブルに発展しないよう対策しておくことが大切です。引越しスケジュールを曖昧にしてしまうと手続きの漏れや、必要なものがないといったトラブルに発展するおそれがあります。取り返しのつかないミスにならないよう、十分な期間を設けて計画を立てましょう。

引越し1ヶ月前までのスケジュール

まずは引越し1ヶ月前までのスケジュールについて、必要なものや手続きなどについて解説します。「やることリスト」にもなるので、一通りチェックしてみてくださいね。

新居を決める

引越しの前に、まずは新居を決めておかなければなりません。手続きなどの都合上、余裕のある期間を設けておく必要があります。

<新居を決めるまでに準備すべきもの>
・入居者の情報(氏名や年齢、現住所、電話番号など)
・勤務先の情報
・連帯保証人の情報
・住民票
・印鑑+印鑑証明
・収入を証明できる書類
・保証人に関する書類
・銀行口座印や通帳(家賃の引き落としがある場合のみ)
・契約時に支払うお金(敷金、礼金、仲介手数料、前家賃など)

これらは新居を決めて、申込み~契約時に必要なものです。とくに、お金はすぐに用意できないことも多いので、事前に引越し費用として積み立てておく必要があります。

旧居の退去手続きを進める

旧居の退去手続きをする前に、以下のポイントを押さえておきましょう。

<退去手続きのポイント>
・解約予告期間を確認する
・解約通知書(退去届)を用意する
・引越し日や退去立ち会い日などを決める

基本的に賃貸物件を退去する際は、解約予告期間内に退去する旨を大家さんや管理会社へ伝えなければなりません。期間については契約書へ記載されているので、事前に確認しておきましょう。一般的には退去予定日の1~2ヶ月前までに通知します。

また、通知する際には解約通知書が必要なケースが多いです。入居時に受け取っているはずなので、必要事項を記入して提出できる用意をしておいてくださいね。

また、退去時には立ち会いも必要なので、退去予定日に合わせたスケジュールを伝えましょう。立ち会い日は引越し当日がおすすめです。

引越し日を決める

引越し日を決めるときの流れについて見ていきましょう。

<引越し日を決める流れ>
1.契約書に引越し日の期限が記載されていないか確認する
2.期限に合わせて引越し日を決定する
3.引越し日に合わせて入居日を決める

引越し日(退去日)を決める際は、まず入居日との調整をおこないましょう。入居日はある程度融通が利きやすいですが、引越し日は月末と定められているケースも多いので、契約書を見てあらかじめ確認しておいてくださいね。引越し日の期限を過ぎた場合、入居先と旧居の家賃を二重に支払わなければならないおそれがあります。

期限に合わせて引越し日を確定し、そこから逆算して入居日を決めるようにしましょう。

引越し業者の見積もりをおこなう

引越し業者へ見積もりを依頼する際は、以下のポイントを押さえておく必要があります。

<引越し業者へ見積もりをおこなう際のポイント>
・入居先の情報を用意する
・引越し日を確認する
・運搬する荷物を確認しておく
・不用品の処分方法をチェックする(引越し業者で処分してもらえることがある)
・引越し業者の作業範囲を決める
・運搬作業での補償範囲を確認する
・訪問見積もりのスケジュールを決める
・複数業者へ見積もりを依頼する

引越しにかかる費用は入居先までの移動距離や建物の階数、荷物の量などによって変わります。正しく見積もりしてもらうためにも、入居先の情報や荷物などは事前に確認・用意しておきましょう。さらに、引越しは時期によっても費用が変わるので、引越し予定日も伝えておかなければなりません。

また、荷物の運搬以外にも梱包や開梱、電気工事など、さまざま作業を請け負っている引越し業者もあります。作業範囲によっても費用は変わってくるので、どこまで依頼するのかを事前に決めておかなければなりません。

さらに、運搬作業中に起こる、物件や家具・家電などの損傷に対する補償範囲も確認しておきましょう。どのようなケースに対し補償しもらえるのか、補償の対象物はどれかなど、運搬時のリスクを軽減するために確認すべきポイントです。

複数の引越し業者へ見積もりを取って、サービス内容や費用の安さから依頼先を決めるようにしてください。

粗大ごみの処分手続きをする

粗大ごみの処分手続きは前もっておこない、引越し当日は荷物の運搬と立ち会いができる状態にしておくことも重要です。

<粗大ごみの処分方法>
・自治体による粗大ごみ処分サービス
・不用品回収業者
・引越し業者
・リサイクルショップ
・買取専門業者
・フリマアプリやサービス

自治体の場合、ほかの方法よりも比較的安く処分することができます。ただし、家電リサイクル法により、粗大ごみとして認められないものもあるため注意しましょう。

<粗大ごみと認められないもの>
・テレビ
・エアコン
・冷蔵庫
・洗濯機
・衣類乾燥機

また、引越し費用の足しにしたい場合は、リサイクルショップや買取専門業者などの利用をおすすめします。

転校・転園の書類手続きをおこなう

子どもがいる場合は、転校・転園の手続きもおこなう必要があります。ここでは幼稚園~高校生までの年齢別に、転校・転園の手続きに必要な書類について見ていきましょう。

【手続きに必要なもの】

教育機関必要書類
幼稚園・入園願書
・住民票
・在園証明書
小学校・中学校・在学証明書
・教科書給付証明書
・転入学通知書
高校【現在の学校でもらう書類】
・在籍証明書
・単位取得証明書
・転学照会書
【役所でもらう書類(引越し前)】
・転入学通知書
(同じ市区町村へ引越す場合)
・転出証明書
(違う市区町村へ引越す場合)
・住民票など住所が確認できる書類


幼稚園の場合、待機児童の多い地域では転園先が思うように見つからないケースもあります。複数の候補を見つけて、定員の空きがないか確認しましょう。

また、高校生の場合は転校するための条件があります。

<高校を転校するための条件の例>
・転校先に欠員がある
・転入学試験で合格する

自治体や高校によって、条件がさらに加わることもあります。候補となる高校をいくつかピックアップして、条件をクリアできるところを見つけておきましょう。

引越し2週間前までのスケジュール

続いて、引越し2週間前までのスケジュールについて解説していきます。

荷造りを開始する

引越し業者へ荷造りを依頼しない場合は、2週間前から自分で少しずつ荷造りしておきましょう。荷造りかかる期間は単身世帯で5日、ファミリー世帯で8日ほどとなります。ある程度の余裕をもって荷造りしなければ、引越し当日に間に合わないかもしれないので注意してくださいね。

<荷造りに必要な道具>
・軍手
・ビニール袋(衣服などを入れるため)
・ペン
・テープ類
・ワレモノシール
・カッター
・工具類(解体が必要なインテリアなどへ使う)
・ダンボール
・緩衝材(プチプチや新聞紙など)
・布団袋(引越し業者によってはレンタル可)

転出届などの役所手続きをおこなう

転出届は別の自治体へ移る際に必要な書類で、基本的に役所で手続きをおこなわなければなりません。現在住んでいる自治体へ転出届を提出し、転出証明書を受け取りましょう。

転出証明書は引越し先の自治体へ提出するための大切な書類です。また、転出届の提出期限は引越し前後の2週間以内なので注意してくださいね。

<転出届に必要なもの>
・転出届の書類
・本人確認ができる書類
・保険証
・印鑑

転出届の手続きをおこなう際は、「国民健康保険の資格喪失手続き」と「印鑑登録の廃止」も同時におこなうことをおすすめします。どちらも現在住んでいる自治体での手続きが必要となっており、引越し後に行うと手間がかかってしまうので注意してください。

<国民健康保険の資格喪失手続きに必要なもの>
・保険証
・本人確認ができる書類
・印鑑

<印鑑登録の廃止に必要なもの>
・印鑑登録証

電話回線・光回線の移転手続きをおこなう

現在の電話回線・光回線などを引越し後も利用する場合は、移転手続きをおこなう必要があります。

<電話回線の移転に必要なもの>
・利用者の情報(氏名、連絡先、引越し前・先の住所など)
・移転後の工事費用
・工事希望日

<光回線の移転に必要なもの>
・利用者の情報(氏名、連絡先、引越し前・先の住所など)
・引越し先の住居タイプ
・引越し予定日
・光回線のオンラインサービスを利用するためのID
・移転後の工事費用
・工事希望日

電話回線・光回線ともに、まずは引越し先が提供エリアかどうかを確認しましょう。さらに、賃貸物件の場合は回線の導入工事ができない可能性もあります。余計なトラブルを防ぐためにも、物件のオーナーや管理会社へ工事可能かどうか確認しておいてくださいね。

また、基本的に光回線の移転手続きは、回線事業者とプロバイダの両方へおこなう必要があります。各業者のHPから移転手続きに関する案内を確認し、手順に沿って手続きを進めていきましょう。

電気・水道・ガス会社に連絡する

電気・水道・ガス会社へ連絡して、現在住んでいる自宅への供給を引越し日にストップしてもらいましょう。そして、引越し先での利用開始手続きもおこないます。

【各手続きに必要なもの】

電気水道ガス
解約手続き・お客様番号
(領収書などに記載あり)
・名義・住所
・お客様番号・お客様番号
・名義
・住所
利用開始手続き・引越し先の住所
・個人情報
・利用開始日
・支払方法について
・水道使用開始申込書
・引越し先の住所
・契約者氏名
・利用開始日
・支払い方法について
・引越し先の住所
・個人情報
・利用開始日
・支払方法について


電気・水道・ガス、どれも電話やインターネット、郵送などで手続きできます。電気とガスは会社ごとに手続き方法が異なるため、希望する会社のHPなどで確認しましょう。

水道は引越し先の新居(郵便受けや玄関など)に水道使用開始申込書が置いてあります。この申込書に必要事項を記入して郵送するだけで手続き可能です。

郵便物の転送手続きをおこなう

郵便物は転出届を提出しただけでは転送されないため、郵便局での転送手続きが必要です。郵便局には転居・転送サービスがあり、手続きすると1年間は新住所へ郵便物が転送されます。

<転送手続きに必要なもの>
・本人確認できる書類(運転免許証や保険証など)
・旧住所が確認できる書類

引越し1週間前までのスケジュール

ここからは、引越し1週間前までのスケジュールを見ていきましょう。

荷造りを進める

引越しの1週間前には荷造りを進めて、当日スムーズに動ける準備を始めましょう。

<荷造りする際のポイント>
・新居のどこになにを置くのかを考える
・引越し当日まで必要なものは残しておく
・引越し直後にすぐ必要なものをまとめる

効率的に引越しを終わらせるためにも、荷造りの際は新居の各部屋に必要なものをイメージすることが大切です。どの部屋になにが必要かをダンボールに書いておくと、引越し当日はスムーズに荷物を運べますよ。さらに、引越し直後から必要な衣類や食器類などをまとめておけば、新居での生活を始める際にも困りません。

また荷造りの際は、引越し当日も必要になるものまでダンボールに詰め込んではいけません。生活に最低限必要なものは、当日ギリギリまで残しておきましょう。

クレジットカードや銀行・携帯電話などの住所変更をする

クレジットカードや銀行・携帯電話などの住所変更は、引越し1週間前までに済ませておきましょう。どれもオンライン上や店頭窓口、郵送などで変更手続きができます。以下に、窓口や電話で住所変更する際に必要なものをまとめたのであらかじめ用意しておいてください。

<クレジットカードの住所変更で必要なもの>
・本人確認書類
・新居の住所が確認できる書類(公共料金の領収書、住民票など)
・印鑑(引き落とし口座を変更する場合)

<銀行口座の住所変更で必要なもの>
・申込用紙
・本人確認書類(顔写真がついているもの)
・通帳
・届出印
・口座番号
・暗証番号

<携帯電話の住所変更で必要なもの>
・本人確認書類
・使用中の端末
・暗証番号(電話で手続きする場合のみ)

オンライン上から住所変更する場合、ログインする際に使用するユーザーIDやパスワードなどで 個人が判別されるため、本人確認書類などは不要なケースが多いです。ログイン後は設定画面などから住所変更するだけなので、窓口・郵送よりも手軽におこなえます。

引越し前日までのスケジュール

ここからは、引越し前日までのスケジュールについて解説していきます。

荷造りを済ませる

引越し前日には荷造りをすべて済ませておきましょう。当日使うものや貴重品以外はダンボールへ詰めて、すぐにでも運搬できるように準備を進めていきます。

引越し当日に荷造りしなければならないものがある場合、余分にダンボールを残しておくか、詰め終わったダンボールのふたを開けたままにしておくと手間が省けますよ。

冷蔵庫・洗濯機の水抜きをする

冷蔵庫と洗濯機は水抜きしておかなければ、運搬時に中から水が漏れ出てきてしまいます。やっかいなトラブルにならないよう、前日から対処しておきましょう。

<冷蔵庫の水抜き>
1.引越し前日に電源プラグを抜く
2.水受け用タンクに水が溜まったことを確認したあと、タンク内の水を捨てる

<洗濯機の水抜き>
1.洗濯機用の蛇口を閉める
2.洗濯機のスイッチを入れる
3.給水ホースの水を抜く
4.脱水する
5.排水ホースの水を抜く

水抜きの方法はメーカーやモデルによって差がある場合もあるので、取扱説明書やメーカーのHPなどを確認しておいてくださいね。

引越し挨拶用の手土産を用意する

近所の方々へ挨拶するときに使用する手土産を前日中に用意しておきます。手土産はあまり高価なものを用意せず、相手に気遣いをさせないよう気をつけましょう。

<挨拶用の手土産の例>
・日用品
・お菓子類
・ギフトカード

旧居を掃除する

引越しの際は旧居の掃除をおこなって、原状回復に必要な費用を少しでも抑えましょう。賃貸物件の場合、部屋を入居時の状態へ戻す原状回復が義務となっています。原状回復に必要な費用は傷や汚れの程度によってそれぞれ異なり、場合によっては想像以上の金額になるケースもあります。

少しでも負担を少なくするために掃除をおこなって、なるべく借りたときの状態に戻す努力が必要です。掃除が難しいと感じたときは、家事代行サービスなどを利用するのもおすすめです。

引越し当日のスケジュール

ここからは引越し当日のスケジュールについて解説します。当日は忙しくなるので、各工程を十分に確認しておいてください。

荷物をすべて梱包する

当日は旧居での生活を考える必要がないので、手荷物以外を引越し業者に運搬してもらう準備を進めましょう。梱包する際は、新居ですぐに使うものを取り出しやすくしておくと便利です。

<すぐに使うものの例>
・カッター
・工具
・トイレットペーパー
・カーテン
・スリッパ
・日用品類(シャンプー、ボディソープ、洗面用具など)
・着替え
・携帯端末の充電用ケーブル

引越し費用を精算する

引越し費用の清算は、当日の作業前に現金払いすることが一般的です。これは標準引越運送約款というルールで決められており、当日までに費用を用意しておかなければなりません。ただし、銀行振込やクレジットカード払い、後払いなどに対応する業者も多いので、これらを希望する方は対応可能かどうか事前に確認しておいてください。

旧居から荷物を搬出する

旧居から荷物を搬出する際は、依頼者がその場で立ち会いをおこないます。搬出時のトラブルへ対応するほか、業者から指示を求められることもあるためです。また、立ち会えない場合は代理人を立てることもできるので、代理人に頼む場合は事前に指示内容や荷物のリストなどを渡しておきましょう。

旧居の鍵を返却する

掃除や搬出が終わったあとは、旧居の鍵を大家さんや管理会社へ返却しましょう。鍵を受け渡す際は、大家さんや管理会社の人と一緒に部屋を確認します。確認が終了次第、鍵の返却手続きは完了です。

引越し先のご近所さんに挨拶してまわる

今後の近所付き合いなども考えて、ご近所さんへの挨拶を済ませておきましょう。集合住宅の場合は、上下左右に住む人へ挨拶しておくとよいでしょう。挨拶のタイミングは早朝や深夜を避けた午前中~午後の時間帯を選び、相手に配慮することも忘れてはいけません。

ただし、近年では引越し後の挨拶をする人が少なくなってきています。念のため、大家さんや管理会社に近隣の様子を確認しておいてくださいね。

新居に荷物を搬入する

新居へ荷物を搬入する際も依頼者の立ち会いが必要です。業者へ搬入場所の指示出しや、荷物の破損などがないか確認します。立ち会うときは、荷物を運ぶ場所、家具の配置などをメモしておくとスムーズに進みますよ。

ガスの閉栓・開栓に立ち会う

ガスの閉栓・開栓は依頼者立ち会いのもと作業がおこなわれます。本来、閉栓は立ち会い不要ですが、ガスメーターのある場所へ作業員が入れない場合には立ち会う必要があります。

開栓に関しては、安全上の理由で立ち会わなければなりません。立ち会った際に、使用時の注意点などを作業員から教えてもらいます。

また、どちらの場合においても、事前にガス会社へ連絡して予約を入れておきましょう。当日連絡しても、作業員の都合が合わない可能性があります。

引越し1週間後までのスケジュール

最後に、引越し1週間後までのスケジュールについても確認しておきましょう。

荷解きをする

引越し後は荷解きをして、生活環境を整えていきます。このときに、すべてのダンボールを開けると部屋が散らかってしまうので、生活に必要な優先度の高い荷物から荷解きしていきましょう。

また、引越し当日にすべての荷解きを終える必要はありません。当日はほかの手続きや挨拶で忙しくなるので、必要なものから1つずつ荷解きすることをおすすめします。

転入届などの役所手続きをおこなう

転入届などの役所手続きは、新居のある自治体でおこないます。以下に、転入届に必要なものを見ていきましょう。

<転入届に必要なもの>
・転入届に関する書類
・転出証明書
・本人確認書類

転入届は引越し後14日以内が提出期限です。また、引越し前には手続きをすることができないので注意してくださいね。

転校・転園の手続きをおこなう

引越し後は必要書類をそろえて、転校・転園の手続きをおこないましょう。ここでは実際の手続きについて、幼稚園~高校生の年齢別に解説しますが、必要書類については前述しているものあるのでそちらも一緒にチェックしておいてくださいね。

【転校・転園の手続きについて】

子どもの年齢手続き内容・必要なもの
幼稚園・入園金
・指定のカバンや制服など
・親子面接(実施する幼稚園のみ)
小学校・中学校・通学する学校へ日程を連絡する
・転校先の学校へ必要書類(在学証明書、教科書用図書給与証明書、転入学通知書)を提出する
高校・転入手続きの日時を連絡する
・在学証明書、教科書給付証明書、転入学通知書を転校先へ提出する
・学校用品を用意する

具体的な手続き方法は自治体や学校によって違うことがあるので、事前に各自治体や学校などのHPを確認してくださいね。

免許証の住所変更をする

免許証の住所変更をしておけば、今後さまざまな手続きで手軽に本人確認ができます。住所変更は、各自治体が指定する場所でおこなわなければなりません。

<住所変更ができる場所>
・管轄の警察署
・運転免許試験場
・運転免許更新センター

<住所変更に必要なもの>
・運転免許証
・運転免許証記載事項変更届
・印鑑
・新住所がわかる書類(公共料金の領収書など)
・申請用写真(県外への引越しで必要な場合がある)

上記のものを用意して、指定の場所にある窓口へ提出すれば手続き完了です。

犬などのペットの登録住所を変更する

引越しの際は、犬や猫といったペットの登録住所変更の手続きもおこないましょう。とくに犬は登録住所変更が義務となっているので注意してください。住所が変更されていないと、狂犬病に関する通知などが自宅へ届かなくなります。

<手続きに必要な書類>
・登録事項変更届
・旧住所の鑑札
・注射済票(予防接種を打ったことの証明)

各自治体の役所窓口で、上記書類を提出すれば手続きできます。引越し後はすみやかに対応して、かわいいペットと楽しく暮らしましょう。

引越しの際は早めにスケジュールを組むのがおすすめ

引越しは1ヶ月前からスケジュールを組んで、手続きや作業をスムーズにおこなう準備を整えることが大切です。スケジュールを立てていなければ、必要な手続きを忘れてしまったり、業者への依頼ができていなかったりするなど、さまざまなトラブルが起こってしまう可能性もあります。

また、必要書類などは事前にそろえておき、期日を守って提出しましょう。とくに、役所関係の手続きは期限が設けられている届出も多いので、提出日をあらかじめ確認しておいてくださいね。

ふどサーチ編集部