ワンルームでも快適収納!便利で部屋を広く見せる収納術を紹介

狭い部屋にいる女性の画像

ワンルームの部屋は、その名のとおり居住空間が1ヶ所のみとなっており、収納スペースも限られています。
そのため、部屋探しで希望条件に合ったワンルームを見つけたけれど、収納スペースが少ないという点で悩む人も多いのではないでしょうか。

今回は、そんなワンルームの部屋を広く見せることができる収納術や、場所別の収納ポイントをご紹介しますので、お困りの方は参考にしてみてください。

※参考例として掲載している商品の情報は2022年1月時点のものです。

ワンルームで実践できる収納アイデア5つ

ワンルームのようなせまい部屋では、収納の仕方をを工夫しないと、どうしても目に入るところに物があふれてしまいがちです。そうならないための収納の基本として、実践したいアイデアをご紹介します。
以下の5つのアイデアは、100円ショップ等のグッズでできるものもあるので、できそうなものからチャレンジしてみましょう。

①家具・インテリア選びの際は収納できるものを選ぶ

とくに初めての一人暮らしでは、引越しのタイミングで家具やインテリア用品を買い揃えることも多いです。その際には、デザイン性だけで選ぶのではなく収納力があるものを選ぶのがおすすめです。

たとえばテレビ台を選ぶ場合、以下のような収納付きのものもおすすめです。

■「大人かわいい コンパクト伸縮テレビボード 7,330円(税込)」

DVDやゲーム、周辺機器などのテレビ台周辺のアイテムを収納することで、部屋のなかがすっきりと見えます。

また、部屋のなかを大きく占める家具を購入する場合には、部屋全体の色味と似たカラーを選ぶのがおすすめです。
ベッドやテレビ台、テーブルなど大型家具の場合は、どうしても存在感や圧迫感が出てしまい、室内がせまく見えがちです。そこで床や壁紙などの色と合わせたり、濃い色よりも薄い色を選んだりすることで、室内を広く見せることができます。

②隙間収納できるグッズを活用する

システムキッチンと冷蔵庫の間やベッドの下、玄関など、ワンルームでもデッドスペースとなっている隙間があります。このような場所も見逃さずに、収納スペースとして有効活用しましょう。

隙間収納に役立つグッズとしては、突っ張り棒や布製衣装ケース、カラーボックスや伸縮性の収納棚などがあります。最近では、このような隙間収納グッズもさまざまなカラーがあるので、手持ちのインテリアに合わせて選ぶことも可能です。

キッチンや洗面所などでは、細い隙間を利用した以下のような収納アイテムを活用しましょう。

■「スマートワゴン 幅10.5 奥行45cm 3段(F2570) 1,590円(税込)」

また、カラーボックスもさまざまな隙間に使えるので便利です。カラーバリエーションも豊富で、ホームセンターなどで手に入れやすいこともメリットの1つです。

■「カラーボックス Nカラボ スリムA4-2段(ホワイトウォッシュ) 1,017円(税込)」

③洗面所の収納力を活用する

ワンルームでは収納スペースが不足することも多いため、普段見落としがちな洗面所の収納力にも注目し、活用しましょう。

ワンルームの洗面所は3点ユニットバスのなかにあったり、お風呂とは別にワンルームのなかに洗面台が設置されていたりすることがあります。とくに独立した洗面台がある場合には、上部の棚、シンク下スペース、洗濯機の横などが活用できます。

洗面所で使うものが散らからないよう、狭い場所にも置けるワゴンなどを活用して収納スペースを確保しましょう。

■「スリムワゴン 3段 ライラ(DBR) 3,045円(税込)」

なお、洗面所での収納のポイントについてはのちほどさらに詳しくご紹介します。

④お部屋の壁を利用して収納する

収納スペースとしてお部屋の壁面も大いに利用したいところです。壁にラックや棚などを設置し、うまく利用することで収納力をアップさせましょう。

たとえば、以下のような突っ張り式のウォールラックを壁に沿って設置すれば、壁に穴を開けることなく、カバンや小物などを収納することが可能です。「見せる収納」として、見栄えも整えるようにしてみてください。

■「突っ張りウォールラック 9,230円(税込)」

キッチンや洗面所、トイレの壁面も、ワイヤーネットなどを利用すれば、収納スペースとして利用できます。
ただし、ワイヤーネットや棚などを壁に設置する際に穴を開けてしまうと、契約内容や穴のサイズによっては退去時に原状回復費用がかかる場合もあります。穴を開ける前に賃貸借契約書をよく確認したり、ステープラや専用の細い針などを使ったりするなど、十分に注意しましょう。

なお、退去時の原状回復費用については「アパート退去費用の相場と抑えるコツとは?原状回復の意味などについて確認しよう」で詳しく説明しているので、合わせて確認してみてください。

⑤吊るす収納でスペースを確保

ワンルームでは、クローゼット・キッチン・洗面所など、吊るす収納を活用できる場所が多いです。

クローゼットなどすでに収納として利用しているスペースでは、吊るす収納で収納力をよりアップさせることができます。また、ドア後ろなどのデッドスペースも、吊るす収納にうってつけの場所だといえます。

クローゼットはハンガーで洋服をかけるだけではなく、吊り下げホルダーを設置しましょう。ニットも畳んで吊り下げホルダーへ収納すれば、伸びを防げます。
ただし、こちらも画鋲や釘など使って設置すると、退去時に費用がかかってしまうおそれがあるため、事前に賃貸借契約書を確認するなど注意が必要です。

たとえば穴をあけずに使える吊り下げホルダーとしては、以下のようなアイテムがあります。

■「BLÄDDRARE ブレッドラーレ 1,999円(税込)」

■「ENUDDEN エヌーデン 499円(税込)」

クローゼットや洗面所のドアの後方に吊り下げることができるラックを使い、普段使いの上着や帽子などを収納しましょう。

ワンルームの場所別おすすめ収納ポイント

ここからは、場所別の収納ポイントについて具体的に解説していきます。

ベッド周り

ワンルームでベッドを設置する場合は、ベッドに収納がついているタイプを選び収納スペースを確保しましょう。たとえば以下のような引き出し付きのベッドでは、普段使う洋服やタオルなどを収納できます。

■「ナチュラルチェストベッド(シングル/棚・コンセント付き) 27,020円(税込)」

また、跳ね上げ式のベッド収納では季節の家電や洋服などを収納することが可能です。

収納のないシンプルなベッドでも、下のスペースにキャスター付きの収納ケースを入れることで収納力が格段に上がります。

■「カントリー調 すのこベッド セミダブル ボンネルコイルマットレス付き 45,230円(税込)」

ワンルームでは、ベッドが部屋の大部分を占めることになるため、ベッド下部分は有効に活用しましょう。

クローゼット(押入れ)

ワンルームにクローゼットがついている場合は、洋服やコートなどはできるだけそのなかに収納できるように工夫して、部屋を広く見せましょう。
クローゼットには、すでにご紹介したような吊り下げ収納のほか、ふた付きボックスなどを置くのもおすすめです。

たとえば以下のような透明なボックスであれば、なかにどんなものを収納しているかが一目瞭然です。

■「FIRRA フィッラ 849円(税込)」

また押入れの場合には、上段に以下のようなポール付きのラックを置けば、ハンガーで洋服を収納でき、外出の際にも選びやすくなります。このようなアイテムがあれば、奥行のある押入れスペースもうまく利用できます。

■「RASSLIG ラッスリグ 1,999円(税込)」

もしワンルームの部屋にクローゼットや押入れがない場合には、以下のような引き出し付きラックを使うなど、見せる収納を実践してみてください。

■「リボン&フリルハンガーラック 引き出し7杯(ピンク) 17,970円(税込)」

キッチン

一人暮らしでも、お皿や調理グッズは少しずつ増えていくものです。まずはシステムキッチン下のスペースにラックやワイヤーネットなどを設置して、かさばる食器などを収納してみましょう。

■「シンク下 伸縮ラック 1,490円(税込)」

■「Nスライドトレー2段ラック 1,290円(税込)」

シンク下は湿気が溜まりやすいため、衛生的にもキッチン洗剤や鍋類を、コンロ下には調味料などを収納するのが望ましいです。
なお、ワイヤーネットは100円ショップ等でも購入できますので、扉のサイズや利用できる奥行を測ってから店舗へ行って選んでみてください。

調理器具のおたま・フライ返し・小さめのボールなどは、換気扇フードや戸棚に吊るす収納を設置すれば、使いやすく便利です。

■「戸棚下キッチンツールフック FLAT(WH) 814円(税込)」

換気扇フードに吊るす収納アイテムも100円ショップ等で購入できるので、自分の好みに合うものがあるかどうかチェックしてみてください。

洗面所

洗面スペースでは衛生用品のほか、タオルや洗剤を置くスペースが必要です。一人暮らしのワンルームでは洗面スペースもせまくなりがちですが、そんなときはランドリーラックを設置してみてください。

■「エレガント アイアン洗濯機ラック 10,710円(税込)」

ランドリーラックは、洗濯機の上を有効活用できる便利アイテムです。一見大きく存在感がありますが、洗濯機の後方に設置するため邪魔になりません。タオルや洗濯洗剤、ハンガーなどを収納でき、ちょっとした洗濯物を干すのにも使えます。

洗面台の戸棚には、歯ブラシやカミソリなどを吊るす収納アイテムを設置すると、収納はもちろん取り出すときにも便利です。こちらも100円ショップ等で手に入れることができるグッズで、吸盤型や両面テープ型などがあります。両面テープ型を利用する場合は、壁紙がはがれないように、あらかじめマスキングテープを壁に貼るなどの対策をしてください。

トイレ

トイレでは、便座に座ったときに視線が届きにくい上部が、収納場所としてぴったりです。
突っ張り棒を2本設置すれば、トイレットペーパーや布製ボックスなどを置くことができます。また、壁と便器の間やトイレの隅置くことができる収納アイテムもあるので、気になるものがあるかどうかチェックしてみましょう。

■「スリムトイレラック(ホワイト) 7,610円(税込)」

■「クローバー コーナー用トイレラック(ホワイト)5,880円(税込)」

玄関

ワンルームの玄関はせまいのが一般的です。
そんな玄関でどうしても目に入りやすく、出入りの際にぶつかって落としがちなのが傘ではないでしょうか。マグネットでドアに取り付けられるアイテムがあれば、傘の定位置が決まり、ぶつかって落とすこともありません。

■「マグネットアンブレラスタンド スマート(WH) 1,490円(税込)」

ワンルームでも収納を工夫することで快適に生活できる!

ワンルームは、一人暮らし用にさまざまな機能がコンパクトに収まった空間でありながら、家賃相場も手頃に設定されているのがメリットです。
収納の量だけが気になるという場合には、今回ご紹介した収納アイデアを試すことを検討してみてください。収納グッズの設置が可能かどうか、内見時などに各所のサイズを測定しておくことも大切です。

また、すでにお住まいのワンルームのお部屋でも、今回ご紹介した収納アイデアで限られたスペースを有効活用することができます。退去するときのことも考えて、壁や床に傷をつけないよう注意しながら生活しましょう。

ふどサーチ編集部